前回の続きです!
自律神経には活動的な部分を司る「交感神経」と、体をリラックスさせ、休息させるための「副交感神経」という、2つの自律神経のシステムが備わっています。
交感神経と副交感神経はお互いがシーソーのようにバランスを取り合うことで身体を健全に働かせています。
しかし何らかの要因でこの2つのバランスが崩れてしまうことがあります。
最も多いのはストレス・食生活・生活習慣などが要因で心身が緊張状態になり、交感神経ばかりが働いてしまうことです。
交感神経が働きっぱなしになると、筋肉の強ばりであったり、イライラ、血圧の上昇といった常に興奮状態となっており、中々寝付けずに睡眠障害になったりしてしまいます。
交感神経は永遠に働き続けることはできずに、頭打ちになった交感神経は機能低下に入り、今度は副交感神経ばかりが働くようになります。
そうなると今度は倦怠感や、低血圧、朝起き上がれないなどといった症状に悩まされることになります。
で、またこのまま副交感神経も働きっぱなしはできないので、機能低下した交感神経に切り替わり…
といった負のスパイラルにおちいります。
これが自律神経失調症の始まりですね…
中にはあまりにもメリハリのないダラダラした生活(電気のつけっぱなしで昼夜の差がない、空調が効きすぎて温度変化を感じない、いつも何かを食べている、面倒な事に手を付けない等)を続けていると副交感神経が働き過ぎになってしまいます。
つまりは何事にもバランスが大事ということですね!
良いことも、悪いことも、行き過ぎるのはNGですよ!
ほどほどにしていきましょう!
そういうのを今一度、自分に問うてみませんか?